sonorama 旅日記 〜日本篇〜
* 伊東温泉 2006,3,19(sat)〜20(sun) *
春を感じながら伊豆を旅する。
シャボテン公園のカピバラ温泉〜世界一大きなねずみの入浴を見に伊東温泉へ!
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photo ; 伊豆稲取温泉「雛のつるし飾り」
春の遠足気分で伊豆旅行にGO!
期末〆前のこの時期、正直体力的にシンドイ感じはあったけど、
こういう時こそカピバラ温泉でのんまり癒された〜い!
というわけで、特急踊り子に乗って約2時間、伊東駅へ。
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◎06/3/18(土)
伊豆急行に乗り換え伊豆高原駅下車、
バスで伊豆シャボテン公園に到着。
入り口から緑色のトラムが運行していて、
旅気分(ていうか香港気分?)盛り上がりつつ…
カピバラ目指していざ入場!だったハズが、
お目当てのカピバラは暖かい気候に温泉に
入りたがらず。苦肉の策で係員さんが温泉に笹を投入、
お湯の熱さに耐えながら笹をがっつくカピバラを見て
「温泉でのんびりって感じじゃないね…」と肩を落とす
親子ギャラリー。それでも親子で寄り添う姿は
やっぱカワイイじゃないですか〜。
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ここでは色鮮やかな孔雀やインコ、カンガルーなどもいて
(プレーリードッグ達が巣穴から出てこなかったのは残念だったけど…)
動物と共に時折現れるメキシコ古代遺跡のレプリカも、ここがどこなのか
分からなくさせられます。
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温室内はメキシコ設定だったりアフリカ設定だったりと温度や湿度が異なっていて(アフリカは苦しい!)沢山のサボテンに囲まれ(金のなる木もあり。あれサボテンだったんだー)、いつかメキシコに行って電柱みたいなサボテンと
写真撮るぞー!と密かに誓ったのでした。残念ながら、みやげ物屋ではスノードーム発見できず。
お昼は食堂で"1108"は山菜うどん、"1104"はカレーをそれぞれ頼み、付け合せに『サボテンのきんぴら』なるものも頼んでみたら・…なんというか、たぶんこういう海草あるよね…っていうカンジの味。旅の記念、記念。
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シャボテン公園を出て帰りのバスを待つ間に1時間強あったので、
向かいの大室山リフトに乗ってみることに。
パッと見、人工的に土を盛ったとしか思えない、剥き出しの斜面が情感ゼロの大室山。
リフトに乗ると、またしても香港の海洋公園のリフトを髣髴させられてる間に頂上に到着。
これといって見所のない裸の山にナゼか大勢の人の姿が。
見下ろすと火口の中ではアーチェリーに興じる人影がちらほら。この日は風が強く、
立っているのがやっと。とてもじゃないが売店のアイスなんか食べる気にも
ならないし…やることを失った人々はひたすら火口沿いの細い道を無言のまま歩き、
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その姿はどこかで見たことあるような…『ホーリー・マウンテン』のラスト…?
私たちも撮影隊よろしく巡礼者たちに続こうとしたけど、急な虚脱感に襲われ中断
(賢明だったと思う)。あっという間に下山、引き続き登ってくるリフトには人が
絶えない。何が皆を引きつけているのか??麓のみやげ物屋で抹茶味の焼きたて
今川焼きみたいのを買ったらお茶を出してくれ、これがとても美味しい!
自分たち用のおみやげに一箱買い、バスで最寄駅へ。
1104が『怪しい少年少女博物館』なるところに行きたがり、名前からして全く気乗りが
しなかったが時間があったので最寄の城ヶ崎海岸駅で下車したところ突然の大雨。
改札を出る前だったのでこれ幸いと次の電車に乗り、伊東のホテル陽気館に向ったのでした。
伊東駅からタクシーで送迎され陽気館へ。ホテル内に登山電車を装備しているとのこと。
早速向ってみると、別館が崖の斜面のようなところにあり、本館との行き来を一風
変わった傾斜&窓ありエスカレーターで行うのです。これがなかなか楽しい。
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私たちの泊まった部屋『野分』は別館にあり、入り口から昔の民家のような作りで
石を敷き詰めた広い玄関、入ってすぐ右手にはちょっとした台所、12畳ほどの部屋の他に、
使途不明な4畳半、お香袋の置かれたトイレ、三面鏡のある4畳ほどの脱衣所兼洗面所、
温泉を引いた立派な内風呂までありました。
ちょうど小雨になったので、夜ごはん前に近所散策を兼ねてコンビニまでひと歩き。
玄関にいた若旦那らしき男性が丁寧に道を教えてくださったので、その通り歩いたハズが
案の定迷い・・・途中で軌道修正してなんとか辿り着いたけど、今度は帰れない。
通りかかったおばさんに旅館の場所を尋ねたら・・・すぐ隣り。。
大急ぎで内風呂で汚れを落とし、食事処に直行。
夜ごはんは期待通り豪華!っていうか、もう必死で食べました。
ちょうどテレビで春の桜咲く伊豆旅行の特番をやっていて、まさに旬な話題。
部屋に戻ると『南極物語』がやっていたけど、高倉健が犬の飼い主に詫びている間に寝てしまった。
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◎06/3/19(日)
朝7時から待望の露天風呂入り!小雨がパラついていたけど、お湯が熱くて長くは
浸かっていられません!早々に切り上げ、ほどよい温度の内風呂の温泉でゆったり〜
(隣にいたおばさんが連れのおばさんに、ツアー日程の宴会時間のせいで女性だけ
露天風呂に入れなかったことを涙ながらに訴えており、連れのおばさんは必死で
宥めていました。相当心残りだった様子、気の毒…)
朝食もこれまた頑張って食べたけど、今度こそ完食はムリ!豪華〜。
伊豆急行に乗り下田へ。『もうすぐさよならリゾート号』ということで、
リゾート号ピンバッヂと名産ぽんかんをもらいご機嫌。
勿論、鉄道マニア達が沢山撮影に来ていました。
今回下田にやってきたのは下田城を見るため。
場所を尋ねると、駅の観光カウンターの
おじさんもタクシーの運転手さんも
「歩けば15分ほどだけど、人工的な作り物の
城だけどいいの?ほんとにあんなとこに行くの?
もっと他に見所はあるんだけど…」と、なんか
行かせたくないっぽい。あとで遊園地に行きたい
という1104のリクエストで、駅で伊豆バイオパークの
割引チケットを購入し、言われた通りに歩いて
下田城に到着。チケット売り場には人がおらず、
おばさんが知り合いらしき男性と話していて
私たちには見向きもしない。雑然とした骨董品達
(ガラクタ?)の側にラブラドールが繋がれている…
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この犬はここで幸せなのかな…ふとよぎった侘しい思いを振り払い、いざ中へ。
宇宙っぽい展示を期待していたが、目を引いたのは『唐人お吉』のジオラマ?
養女のお吉は芸者を志す、ある日下田に滞在中のハリスに見初められ妾に
なることに。(ハリスの声はたぶん有名な声優さんが担当)
体の弱いハリスのために当時の日本人は飲まなかった牛乳を苦心して手に
入れるお吉。次のシーンでは突然昔の男鶴松と所帯を持って小料理屋を
始めている。価値があるのか、どういう分類なのかわからない骨董に囲まれ
フロアを登っていくと、唐突にお吉の入浴ジオラマが登場するが、みんなが
ボタンを押しすぎたのかナレーションが出ない
(ボタンの下からCDウォークマンとブッチ切れた無数のコードが)。
その先も同様で、結局なんなのか分からず仕舞い。
(帰宅してネットでお吉を調べてみたけど、なんか話が違うようです…)
建物の傷みが激しく、雨漏りの上トイレは南京錠で封鎖され…。
地下に行くとスペーシィでスピリチュアルな空間がレッドカーペットと共に
広がっていました。表示にしたがい靴を脱いであがると、足の裏に湿り気が…
雨漏りでレッドカーペットはぐしょ濡れ!もーヤメテ!
寄付を募るための封筒が置かれており、過去に寄付した人の封筒(ダミー?)も
添えられていたので、おみやげにイタダキッ!辺りは脈絡のない骨董が乱雑に
放置、壁に高さ1.3m×幅70cm×奥行き不明の人工的な隙間?を発見、
覗いてみたら本当にただのゴミ溜め。ちゃんと捨てよーよ。。
この後、昨日駅で見たチラシの写真があまりにカワイかったので、
『雛のつるし飾りまつり』を見に稲取温泉に向う。稲取温泉駅付近のお店は、
どこも店頭〜店内につるし雛が飾られていて私たちをワクワクさせてくれました。
徒歩10分程海沿いを歩き、雛の館「むかい庵」(入場料¥200)へ。
平屋一戸建ての開場に、昔の室内装飾とつるし飾り。
その昔、お雛様を購入できる裕福な家は稀だったため、愛する子供や孫のために
手作りの雛飾りで節句を祝ったのが始まりだそう。
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潮風が強いけど気持ちよく晴れたのどかな午後。
駅前で1時間に一本もない伊豆バイオパーク行きのバスを戻って
待っているとバスが到着し、運転手さんが「今からバイオパークに
行っても1時間もいられないよ、帰りのバスもないし」帰りのバスが
ないのは気付いていたけど、閉園時間が変わった?駅でもらった
パンフを見せると随分古いものらしい。…どうする?
だったらやめようと"1104"が言うのでバスを降りた。去ってゆくバスを
見送りながら「じゃあチケットは買っちゃってるけど、もういいよね!」
と言うと突然"1104"が泣き出した(チケットを買ったことを忘れてたらしい)
もうすっかり落ちて、駅の待合室の椅子に座り"1104"は怒りに震えている
(忘れた自分に、教えたのが遅かった"1108"に)。
ここで固まっていてもしょうがないので、これからどうするか、そんなに
悔しいならタクシーでバイオパークに行くか宥めたけど、"1104"は目を
吊り上げてイヤだという。このまま帰るのもイヤだというので、
別のつるし飾りを見に行ってみることに。
強くなる海風に吹き飛ばされそうになりながら
歩くうちに、徐々に"1104"が落ち着きを取り戻し始め、
約10分後会場に着く頃には雛の可愛らしさに笑顔に
なっていた。受付のおばさんが私のポラロイドカメラに
..................................................興味を持った様子、趣味で写真をやっているそうで、
..................................................チラシに使われている白黒写真を撮ったのだと
..................................................嬉しそうに見せてくれた。
いつか買ってしまったチケットを持ってバイオパークに行こうねと、
強風に煽られながら駅への帰り道を急ぎ、駅前のみやげ物屋でお菓子を
買って東京に帰っていったのでした。